仕事・副業

会社員で居続ける時代の終焉

会社員Aさん

会社員一筋20年、課長になったけど最近は会社の業績も良くないし。給料も少なくなってきた.....定年まであと20年程あるど、この先どうすれば?

今回はこんな会社員の方のお悩みを解決します。

この記事を書いている私は、会社員をしつつ、副業を行っています。会社員として朝から晩まで働き続ける生活に疑問を抱き、独立を目指して副業で月5桁に挑戦中です。

まさむね

目次

失われた30年

高校で一生懸命勉強して、いい大学に入学して、大企業に入社して60歳の定年までずっと働き続ける。

ひと昔前までは、ほとんどの人が親の言われたことを信じ、親が望んだ人生を歩むことを信じて疑わなかったはずです。ところが1991年にバブルが崩壊して早30年、ひと昔前の働き方が終焉を迎えようとしています。

成果主義の導入、国年年金の受給額の減少、人口減少、後継者不足、など今後も色々な問題が山積みとなってくるはずです。40歳以上は昔の名残で一つの会社で長く働いた事がある人が多いですが、Z世代(※2022年現在で考えると25歳以下の若い世代)は自分に合う環境を求めて職を変える事が当たり前になりつつあります。

人員削減で業務が増え日々仕事に追われたり、一生懸命働いても会社の業績が良くなくてワーキングプア状態、先輩から嫌な仕事を押し付けられる、残業続きで帰宅してもただ寝るだけの日々、仕事が多すぎて時間が無い、会社員って実は大変だったりします。

変わりつつある働き方

2019年12月に発生して世界的に流行した新型コロナウイルスによって、大企業を中心としたテレワーク制の導入・在宅ワーク導入に伴いオフィスの縮小・ZOOM会議・Uber Eats・インターネット通販・クラウドファンディングなど、コロナ前と比べと色々な面で変化があったと思います。

テレワーク制・時差出勤・ZOOM会議などはコロナの感染拡大が収束しても継続される可能性が高いと言えます。

野村総合研究所が行ったアンケートによると、在宅勤務によって「家事や育児などにかけられる時間の増加」を実感した人が6割を超え、「暮らしの満足度向上」を実感した人も約5割いました。つまりは変化した働き方に好意的な会社員が多いと言えます。

在宅勤務によって、仕事面で「主体性の感覚が高まった」ことを実感した人は半数近くおり、3割強は「今の会社で働き続けたいという意欲の高まり」を実感していました。この傾向は、男性よりも女性に、40~50歳代よりも20~30歳代に多く現れていました。また、「家事や育児などにかけられる時間の増加」を実感した人が6割を超え、「暮らしの満足度向上」を実感した人も約5割いました。この傾向もまた、男性よりも女性、40~50歳代よりも20~30歳代に多く現れていました。

アフターコロナの働き方改革と女性活躍推進に向けて | NRIジャーナル | 野村総合研究所(NRI)
  1. 副業を認める会社が増えつつあるので、会社員×フリーランスといった働き方の定着
  2. イケハヤさんのように情報発信・SNSなど情報提供で生計をたてるスタイルの定着
  3. HikakinさんのようにYouTubeによって生計をたてるユーチューバー
  4. けみさん、千紗都さんのようにライブ配信の投げ銭によって生計をたてるライバー

①~④のように、ひと昔前に比べると個の力が強くなり、大企業以上の発信力を持つインフルエンサーも現われてきています。ユーチューバーのHikakinさんを例にだすと、現在32歳、一説では年収は5億円を超えているそうです。会社員で年収5億円を超えることは難しいですよね。

個の力が強くなる流れはこれから先もドンドン加速していき、流れに乗れる人・乗れない人で加速度的に収入の差が広がっていくことでしょう。

特に過去会社員しか経験してない方は今のうちから副業をはじめたり・スキルアップに繋がる資格を取得・YouTubeを見る時間を減らして本を読む、など今のうちから備えておくことが必要だと思います。

変化の激しい時代という事は、裏を返せばチャンスがいっぱいあるという事。上手く時代の波に乗れれば、人生大逆転も夢ではないですからね。実際に私の知り合いでも、会社員をしながら、副業で物販を行い月100万を稼いでる人もいます。

会社組織もこれから先はより一層厳しくなるのではないでしょうか。昔はそれなりの給料を提示していれば人が集まり、大企業であれば優秀な人材が集まったのも過去の話し。

それなりの給料を提示してもその会社に魅力が無ければ人は集まらず、優秀な人はフリーランスになって独立したりして、中々人が集まらない。魅力的な職場環境・他社には無い福利厚生など、差別化が出来る会社に人が集まり、出来ない会社には若い人材が集まらずに徐々に衰退がすすんでいく事でしょう。

まとめ

  1. 今の会社でずっと働けるかイメージしてみる。
  2. 人生における目標から逆算して人生設計をする。
  3. 自己投資を行う・自分の強みを複数つくる。
  4. SNSなどで発信を行い、影響力をつける。

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